オンライン英会話を効果的に生かすためには次の3つの能力が必要です。
1.分からないことを聞き返せる力
分からないことを聞き返せる力、はレッスンの中では特に大事です。対面での会話ですから、聞き取れないことや分からないことがどんどん流れていってしまいます。聞き返さない限り、相手は分かっているものだと思ってどんどん先に行ってしまいます。
聞き返すのも悪いし、何度も何度も申し訳ないし、と思いもあります。
しかし、分からないからないことを聞き流すとどうなるかと言うと、次の問題が発生します。
・分からないことが永遠に解決しない
・その場で聞く、という記憶定着最大のチャンスを逸している
・聞き流す癖がついてしまう
知らないこと、聞き取れないこと、理解できないこと、それら全て今の自分ができない事なのです。
それが目の前に出てきた時にその場で確認できない、またはしようとしないということは多くのチャンスを逃し、また多くの危険性もはらんでいます。
「話の流れ」という、会話を理解するのに最大の手助けである文脈の中から出てきた分からない事を、その流れの中で解決できてしまえば、こんなに記憶に定着する瞬間はないのです。
2.継続できる力
継続できる力、は何事においても大事なのですが、特に語学においてはやはりとても大切な力。楽器では1日サボると半年戻と言われています。英語はそこまではいかなくとも、やはり英語を学び始めたばかりの時、成長が始まった時の何もしないブランクはできれば避けたいものです。
3.レッスンではなく、自分で学ぶ力
レッスンの中だけで英語の学びが完結するわけではありません。英語を始めたばかりの人にとってのオンライン英会話レッスンは、覚えた英語を試す機会です。そして、練習の質を上げていくことも、その中でできなかったことをできるようにしていくことも、同じくとっても大事なこと。
英語という言葉を操り、受け止めコミュニケーションをしていくためにはまず忘れないように覚えて必要があります。そして次に実践的にどんどん使う機会と、それに対し準備をしたり後で復習したり、または知識として増やしたりというようにレッスンの外でいかに学ぶか、も必要な要素になります。
もちろんレッスンの中だけで伸びる部分もありますが、その場合には聞いた英語を覚えていてその表現を使える能力がある人です。
こう考えると英語を覚える学習はオンライン英会話以外にやる必要があります。するとオンライン英会話は英語を話すための絶対的な条件ではありません。
覚えた英語を思い出して使う練習をするのであれば、これは自分だけもできない事はありません。もちろん相手が外人である必要もありません。
オンライン英会話の最大の弱点は良い講師が必要になり、その講師を選び時間を設定して時間を合わせる必要があります。
自分で学ぶ場合には計画的に学ぶ事が可能です。